🇯🇵出発
8月9日。高知の一大イベント・よさこいの前日。
町にでると、よさこい観覧用の椅子を並べたり、テープを貼ったりと、よさこいの準備でいつも以上にウキウキ・ソワソワしている空気を感じた。
しかし、私は今年よさこいを生で見ることはない。
何故なら高知〜台湾の直通便の航空券が、よさこいの影響か何故か安かったので、勢いで取ってしまった。
周りからどう見てもよさこいを見に来た観光客にしか見えないだろうな、と自意識過剰なことを考えながら、パンパンのリュックを背負って熱を帯び始めた高知の町を去った。
高知市内中心部のはりまや橋から空港まで高速バスで向かう。


🛫高知龍馬空港
国内線の建物とは別の建物でチェックイン手続きをした。
バスは国内線の入口の前で止まるが、建物には入らず右方向へ。

するとバス乗り場があるので、そのまま真っ直ぐと通過すると国際線のチェックインカウンターがある。



チェックインを済ました後、少し時間があったので国内線ターミナル内のお土産屋さんでお昼ご飯を購入。買ったのは、かつお飯おにぎりと羊羹ぱん。



お昼ご飯は空の上の楽しみにしたかったので、食料をカバンに入れ国際線の保安検査場へとむかった。
実は今回の保安検査、内心かなりドキドキしていた。
というのも、保安検査場へ向かう際声をかけてくれた女性2人がいた。
最初怪しい営業かスリか、と海外レベルで警戒していたが、女性らはこう教えてくれた。
「龍馬空港の保安検査は厳しいから気をつけてね。小さい空港で設備が不十分な代わりに、検査水準が厳しいの。
女性だと既定の容量以上の容器に入った日焼け止めとか、よく没収されてるみたい。」
小さい空港だから保安検査は緩いだろう、と完全に油断していた私。
これまで国際線で透明なポーチに入れてなくても普通に保安検査を通過できていたので、今回も液体を普通に黒いポーチに入れていた。
すると女性たちが、なんと液体を入れるための透明な袋を渡してくれたのだ。(ありがたい、、!)
そうして何とか無事保安検査を通過できたのだった。
ちなみに搭乗口待合室には自販機、給水場と椅子があるだけで、売店などはないため、食料は国内線ターミナルで買っておく必要がある。

いよいよ搭乗。
お客さんの割合としては、日本人よりも台湾人の方の方がかなり多い印象だった。
飛行機が離陸し、慣れ親しんだ町がどんどん小さくなっていく。
生まれて初めて、日本の外へ一人で行けた!
それだけでもう、何処でも生きていける謎の自信がわいてきた。
🛬台湾桃園空港
両替・入国審査を済ませ、いよいよ台湾上陸。
空港で登録したらフリーWi-Fi「iTaiwan」が使用出来ると聞いていたが、今は登録不要になったらしい。


お腹が空いてきたが、MRTでは飲食禁止と聞いている。
そこで、高知龍馬空港で買った羊羹パンを空港で食べてから台北へと向かった。
多分台湾で羊羹パンを食べた人は世界で私しか居ない。

台北へ到着。
🏠メイ ルームズ タイペイ メイン ステーション
今日の宿はこちら。
メイ ルームズ タイペイ メイン ステーション maps.app.goo.gl
ホステルに入ると、色んな国籍のゲストの方が挨拶してくれて、旅してるな〜と感じた。
かと言って深入りしてくる訳ではなく、1人の時間を尊重する雰囲気もあって、すごく居心地が良い。




チェックイン後、散歩がてらゲストハウスから迪化街を超えた先にある夜市まで徒歩で向かった。

迪化街も観光地として有名だが、明日ゆっくりと回る事にした。
🎇寧夏夜市
Ningxia Night Market maps.app.goo.gl
独特の匂いがする迪化街を通り過ぎ、さらに10分ほど歩いたところで、賑やかなお祭りのような場所が突如現れ、これが夜市だとすぐに分かった。

迪化街とは違った独特の匂い…臭豆腐、八角などの匂いが、波のように香ってくる。

寧夏夜市はまさに日本の夏祭りのような人の密度で、人の流れに身を任せる他なくうかうかと立ち止まってはいられない程。
さあ、思いっきり楽しむぞ。
今日の夜ご飯は屋台飯。

時々日本でもお店を見かけてはいたものの食べたことが無かった、揚げ鶏を購入した。

夜市の隣のファミマで台湾ビールもゲット。
揚げ鶏に合わない訳がない。
食べる場所を探したが、座って食べる場所は席ありの屋台以外に無さそうだった。
そこで美味しそうな鶏飯のお店にはいり、他のお客さんと相席で座る。
しかしお店の人に聞くと、ここで揚げ鶏は食べてもいいけれど、飲酒はNGとのことだった。
YouTuberのふじわらのみぃちゃんの動画でもほとんどの店が飲酒NGと言ってたので、恐らく台湾では飲酒禁止の方がスタンダード。
泣く泣くビールをバッグにしまい、揚げ鶏と鶏飯を頂いた。
鶏の揚げ物は、スパイス?がかけられていて、
最初の一口は病みつきになる味でなかなか美味しい。
しかし、鶏肉1枚分ほどの大きさで衣もぶあつく、半分程でお腹いっぱいになってしまった。

鶏飯は優しい味で美味しい。量も茶碗一杯分くらいでちょうど良かった。

お店を出て、道路の脇で先ほど飲みそびれたビールをプシュッと開ける。
さっぱりとしていて、熱い台湾の夏にはぴったりだった。

予定以上に早く満腹になったので、早めに夜市を後にした。
しかしまだ夜は長い。
そこで、しばらくぶらぶらと台北の夜の町を散策することに。


にしても台北の町は夜が1番明るいんじゃないかってくらい、鮮やかで活気があった。
観光客も多いが、地元の方もたくさん出歩いている。
たまたま見つけた文房具屋さんに台湾語のポケモンカードがあって、即購入。

何気にこれまで行った旅先では、必ずと言っていいほどポケモンカードを買っている。
今持っているのは、アメリカ、カナダ、タイ、エジプト、、くらいかな。
いろんな国のポケカをコレクションするのも、旅の楽しみの一つ。
↑今回ポケモンカードが買えた文房具屋さん。
本や雑貨も豊富で、地元の方向けだと思うけど観光客でも楽しめた。
また、お気に入りの悠々カードを求めてセブンandファミマを巡った。
しかし、理想が高過ぎてカードは結局買わなかった。
悠々カードとは、台湾のsuicaみたいな感じで、電車やバス、レンタサイクルに乗る時にも使用できる。
この時はカードは別に無くても良いかなという感じだったが、後々まあまあ不便だったので、これを見ているあなたが台湾に行く機会があれば、是非とも悠々カードは買うことをおすすめしたい。例えデザインが理想通りでなくても。
散歩に満足したところでゲストハウスに戻り、フリードリンクの紅茶を飲んで一息。
明日は台北を出て宜蘭へ向かう。
わくわくの気持ちと共に、ぐっすりと眠りについた。